私たちがSDGs×飲食について発信する理由

e店舗がSDGsを発信する理由

これまで「e店舗」では経営者インタビュー記事などを通して、飲食店様にとって有益な情報をお届けし、次なるステージを提案できるよう発信を続けてきました。それぞれの飲食店様が次なるステージを想定し運営を続けていくためには、持続可能な社会でなければなりません。現在の私たちの生活は地球に負荷を与え続けており、さまざまな弊害を生み出しています。今後も地球で私たちが暮らしていくためには、今すぐ持続可能な社会づくりに取り組む必要があるのです。

現在、私たちの・地球の未来のために、SDGs達成に向けた行動を始めている方や企業が増えています。SDGsと言われると何だか難しい印象ですが、実は些細な取り組み、アクションが地球環境を、人間の生活を守ることになるのです。
「日本の飲食業界から世界を明るくしていきたい」そんな思いから「e店舗」でも、より多くの飲食店様にSDGsへの関心を高めていただき、取り組みにつながるよう発信をしています。

 

「e店舗」SDGs連載担当者の想い

SDGsの連載を担当しているe店舗編集部員、織田夏海です。

 

私は飲食が大好きで、日本の飲食業界は料理においても、サービスにおいても世界に誇れる産業であると思っています。2年ほどアメリカに留学をしていたのですが、帰国して何より恋しかったのは日本の“食”でした。和食はユネスコ世界無形文化遺産に登録されていますが、改めて世界に誇れる日本の文化であることを実感しました。だからこそ、これからも永続してほしい、持続可能であってほしいと強く感じています。

国際的な流れとしても社会や環境への配慮は重要なポイントです。今後、日本の食をより世界に広め、後世に残していくためにもSDGs達成に向けた取り組みを日本の飲食業界でも行う必要があります。

 

このまま地球に負荷を与え続けていると、現在私たちが食べているおいしい食材を得ることは難しくなると言われています。和食の基本である出汁を始めとして、島国の日本では海産物を使ったおいしい料理がたくさんあります。ですが、海洋汚染や乱獲により漁獲量の減少に加え、大量のマイクロプラスチックを飲んだ魚を食べた人間への健康被害が危惧されるという現状があります。

 

私は広島県の港町・呉の出身であるため、透き通ってきらきらと輝いている海がいつも身近にありました。波のきらめきは本当に綺麗で、海はいつでも私の心を穏やかにしてくれる存在でした。ですが、現在住んでいる東京では、私の知っている海と同じとは言い難く……。このまま環境に配慮しないでいると、いつか私の大好きな海はなくなってしまうかもしれません。それどころか、子どもたちや次の世代は、おいしい日本食、綺麗な自然を堪能することができなくなるかもしれないのです。

 

 

日本の飲食業界のさらなる発展のためにも、おいしい日本食を残していくためにもSDGs達成に向けて取り組みを進めていく必要があります。

 

飲食店は各店舗での取り組みだけにとどまらず、お客様の日常の行動にも影響を与え得る場所だと思います。例えば、環境負荷軽減につながるソイミートです。代替肉という呼ばれ方をするのをよく見かけますが、“代替”ではなく、新たな選択肢の一つとして提案できればより普及し環境保全が促進されるはずです。「今日の晩ごはんは牛、豚、鶏、ソイミート、どれがいい?」といった会話が生まれるようになれば、もっと多くの人々に気軽に食事に取り入れてもらえるでしょう。現在、ソイミートはおいしくない、味気ないというイメージを持つ方が多いです。しかし、多くの飲食店でソイミートを使ったおいしい料理が提供されれば、当たり前のように食事の選択肢の一つになると思います。

 

SDGsと聞くと何をすればいいのか分からずハードルが高い印象ですが、飲食業界から取り組めることは多々あります。分かりやすく、実践しやすいように当サイトを通じてSDGsに関する取り組みをお届けし、飲食業界全体にSDGsの輪を広げていきます。

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